米粉発祥の地 胎内
米粉発祥の地・胎内
日本で初めて、微細米粉専用製粉工場ができたのは、新潟県の胎内市。市内に2工場を持つ新潟製粉株式会社は平成10年に創業。新潟県が技術開発した米粉の「微細製粉技術」を使い、小麦粉と同じようにパンや麺類、ケーキやお菓子などを作ることができるきめの細かい米粉を全国にお届けしています。米どころならではの品質に定評がある米粉です。
米粉ができるまで | 新潟県の微細製法技術の紹介
◎美味しくて、使いやすい
細くて滑らかな「新しい米粉」を実現!
上新粉や白玉粉など、かつての米粉は小麦粉と比べて粒が大きく、ザラザラと粗い形をしていました。この上新粉や白玉粉はお団子やお餅に適する特徴を持っていましたが、パンやケーキを作ろうとすると膨らまず、お餅のような食感になってしまいます。上新粉や白玉粉など、かつての米粉をパンやケーキなどに使用するには粒が細く、でんぷんがあまり傷ついていない滑らかな米粉が必要なのです。そこで、新潟県では県食品研究センターが中心となって、特別に微細で滑らかに製粉する技術、「2段階製粉」「酵素処理製粉」を開発しました。
「2段階製粉法」と「酵素処理製粉」
この技術を使うと、大きさが小麦並みの30〜50ミクロンの滑らかな米粉ができます。新潟製粉ではこの技術を投入した世界初の新しい製粉プラントを完成し、どんな料理にも合う「新しい米粉」商品を開発しました。